◇ 雨水を利用しましょう

日本は贅沢なほどふんだんに雨が降ります。この雨水を住まいに生かさない手はないような気がします。どういう利用の仕方が考えられるでしょうか。

◆ 雨水の利用方法

手っ取り早い考え方としては、井戸水と同じような使い方ですが、トイレの洗浄用とか洗車用とか庭の散水用に利用出来ます。場合によっては、浴室とか洗濯用にも使えるかもしれません。飲料用にはまず無理ですので諦めましょう。残念ながらこれ以外には思い当たりません。

トイレの洗浄用とか洗車用とか庭の散水用に利用する場合、具体的にどのような方法にするのかを検討しておかなければなりません。特に火山灰の降る地域では、降灰に対する対策も合わせて解決しておかなければなりませんので少し厄介です。

次のようなイメージです。(必ずしも完璧ではありませんが・・・)

まず市販されている1t~1.5t程度の給水用のFRPで出来たタンクを出来るだけ高い位置に設置します。高い位置といっても、雨水をどこから取り込むかということも考えなければなりませんから、雨水の流れる勾配のことを考えますと自ずとその高さは決まってきます。

雨は毎日降るわけではありませんので、タンクが空になる可能性もあります。そうならないように補助用の給水が出来るようにしておきます。出来れば先述の井戸水が良いかと思います。

逆に雨の日が何日も続くこともあります。その場合タンク内の雨水が溢れてくることもありますので、オーバーフロー管を取り付けて雨水がタンクから流れ出るようにしておきます。

雨水をどこから取り込むかは、当然雨樋からということになります。1階の雨樋からにするか2階の雨樋から、あるいは両方からにするかは、建物のつくりによって判断することになるのかもしれませんが、いずれにしても効率の良い配管計画をする必要があります。

タンクの位置をなるべく高い位置にと言いましたが、これは水圧を確保したい為ですので、高い位置が不可能なら、平地に置いて加圧ポンプで水を送る方法があります。ポンプは電気で動きますので、温暖化防止上は好ましくありませんが、止むを得ないかもしれませんね。

火山灰の降る地域にお住まいの方にとっては、降灰の後に雨が降りますと、屋根に積もった灰が一挙にタンク内に流入してきますので、とても厄介です。その日は一般の水道や井戸水にバルブ調節で切り替えるより方法は無いようですが、これとて、夜中に降ってきますとバルブの切り替えもままなりませんよね。厄介なのはタンク内や樋にたまった灰の除去作業です。厄介なイメージだけが頭に残り、この計画を断念する人も多いかもしれませんね。

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